もしかしたらこの2,3日、古い写真の複写をしようとデジに収めていたときに手にした写真のせいかもしれない。Yさんの写真があったわけではないが、彼女が勤めていた数年前のショップ「F」の写真など手にしたことが理由だろうか。古いアルバムから外した写真が未整理のまま数百枚ほどあるのだが、すべてデジにコピーして整理をしようと思いたち、寒い日々が続くなかこれ幸いとばかりに部屋にこもって一枚づつパチリパチリを繰り返していたのだ。
少年時代から始まって現在までの写真をデジで整理しようと思いたったのはどんな風の吹きまわしか?たぶん生前整理、という気分だったのかもしれない。ところが、始めてからなかなか先に進まない。一枚手にとってはそのたびごとに懐かしんでしまうからなのだが、まあ急ぐことでもないので時間をかけてこの作業を楽しみたい。ちなみに古い写真の複写方法は、無反射ガラスをかぶせて三脚にセットしたデジで光の反射を防ぎながらシャッターを切る、という方法をとった。私の経験からこれが一番うまくいく方法なのだ。
とりあえず上の2枚を紹介する。左は私が中学生の頃の修学旅行専用列車、「ひので」だ。まだ新幹線などない時代だが、これで京都・奈良へ行ったのだ。そのときの同級生の顔や名所旧跡などが写っている写真を眺めてはいちいち想い出にひたるのだから整理に時間のかかることかかること(笑)。右はボーイスカウト時代、2泊以上のキャンプで使う立ちかまどだ。こうすればいちいちしゃがむことなく調理ができるのだ。撮った場所は連盟の山中野営場。
だいぶ以前、新聞の相談欄で親の残していった写真アルバムをどう処分すればいいのか、という記事を読んだことがあった。難しい問題だよね、やたらと捨てられないし、かといって自分たちがいなくなればその処分はいったい誰がするのだろうと心配にもなるし。記事の答えは忘れてしまったが、私の場合はすべてPCに収めて紙の写真はいつか処分するつもりだ。ディスクにコピーしておけば問題ないしね。