新宿伊勢丹デパートで今日から開催中の「山本容子のワンダーランドへようこそ~壁画を巡る物語展」へ出かける。朝は会社に出社したのだが、午前中会社から家に戻り、車を置いて電車で向かう。新宿伊勢丹デパートは久しぶりだ。30歳まで小田急線沿線の町田市に住んでいたので、このデパートは子どものころからの御馴染みだ。以前、NYのマンハッタンにあるデパート、ブルーミング・デールとよく比較されたリしていたのを記憶しているが、最近のことはわからない。モチロン、そのころから素敵なデパートだった。
高校、大学と私の学生時代の新宿は遊び場として最適だった。学校を出て、最初に店を持ったのが伊勢丹の近くだったので、毎日このデパートの地下食品売り場にはよく通った。今日、久しぶりに店内を歩いてみてやっぱり私のお気に入りデパートベストワンだなと(思い入れも含めて)再確認した。
さて山本容子展だが、彼女独特のタッチで描く不思議の国のアリスをテーマにした版画やステンドグラスの作品などが、本などの画集やエッセイなどと一緒に展示販売もされている。そのせいか、入館無料なのは好ましい。欲しいと思った作品もあったが、懐具合との兼ね合いもあり衝動買いは控えようと呟きながら会場を後にした。
下の作品は、先日開業した東京メトロ副都心線の新宿3丁目駅構内にある彼女の作品。ステンドグラスで製作されているので、地下鉄利用客の目につく明るい場所で光彩を放っている。
中央線に乗り、西荻窪で降りる。この街の駅を中心に点在するアンティークショップをのぞいて見たいと思ったからだが、以前よりもだいぶ店舗数が減ってきているように感じる。「古美術レ・ジュウノア」でもらった<西荻窪アンティークマップ>によれば64の骨董小道具店、リサイクルショップ、古着・中古レコード、西洋アンティーク、ビンテージショップなどが地図上に示されているが、すでに他の店舗に変わってしまっているものも結構あるようだ。
少し歩きつかれたので、緑濃い善福寺公園の池の前のベンチでしばしの休憩。サラリーマンだろうか、他にもベンチに腰を下ろして目の前の池の水面をながめながら休息をしている人も何人かいる。水面をスイーッと水鳥が泳いでいる。涼風が汗ばんだ身体に心地いい。私は見るとはなしに水面を前にして、無意識に考え事をしていたのかもしれない。仕事上のことだが、ふと一つのアイディアが頭に浮かんだ。おおっ、そうか、そうだったのかと、最近社内で起きている問題点の見えてなかった一面を発見する。
そう思うと、居ても立ってもいられない気分になり、このアイディアを誰かに伝えたい気分で一杯になる。会社に戻ろうと決めて、ベンチから立ちあがり駅に向かい中央線の快速電車に乗り込んでシートに座る。新宿を過ぎたころ、マナーモードにしておいた携帯電話がメールの着信を伝えてきた。文面を見るとMさんからで、「仕事がおわって、今新宿から電車に乗って帰るところです、バテバテです」とある。へえ、近いところにいるんだ、と思ってその旨を書いて返信する。まさかね、と思って電車内を見渡すとナンとビックリ、斜め前に先日飲み会で一緒した同僚女性のIさんと一緒に二人で座っているではないか。
お互い、顔を見合わせて、そのかなりの偶然におどろく。席を移って3人でこの希少な確率話に千葉まで盛り上がる。こういう偶然ってあるもんなんですね。ホント、びっくりした。蛇足ですが、西荻窪の喫茶店「ダンテ」のコーヒーは美味しかった。
高校、大学と私の学生時代の新宿は遊び場として最適だった。学校を出て、最初に店を持ったのが伊勢丹の近くだったので、毎日このデパートの地下食品売り場にはよく通った。今日、久しぶりに店内を歩いてみてやっぱり私のお気に入りデパートベストワンだなと(思い入れも含めて)再確認した。
さて山本容子展だが、彼女独特のタッチで描く不思議の国のアリスをテーマにした版画やステンドグラスの作品などが、本などの画集やエッセイなどと一緒に展示販売もされている。そのせいか、入館無料なのは好ましい。欲しいと思った作品もあったが、懐具合との兼ね合いもあり衝動買いは控えようと呟きながら会場を後にした。
下の作品は、先日開業した東京メトロ副都心線の新宿3丁目駅構内にある彼女の作品。ステンドグラスで製作されているので、地下鉄利用客の目につく明るい場所で光彩を放っている。
中央線に乗り、西荻窪で降りる。この街の駅を中心に点在するアンティークショップをのぞいて見たいと思ったからだが、以前よりもだいぶ店舗数が減ってきているように感じる。「古美術レ・ジュウノア」でもらった<西荻窪アンティークマップ>によれば64の骨董小道具店、リサイクルショップ、古着・中古レコード、西洋アンティーク、ビンテージショップなどが地図上に示されているが、すでに他の店舗に変わってしまっているものも結構あるようだ。
少し歩きつかれたので、緑濃い善福寺公園の池の前のベンチでしばしの休憩。サラリーマンだろうか、他にもベンチに腰を下ろして目の前の池の水面をながめながら休息をしている人も何人かいる。水面をスイーッと水鳥が泳いでいる。涼風が汗ばんだ身体に心地いい。私は見るとはなしに水面を前にして、無意識に考え事をしていたのかもしれない。仕事上のことだが、ふと一つのアイディアが頭に浮かんだ。おおっ、そうか、そうだったのかと、最近社内で起きている問題点の見えてなかった一面を発見する。
そう思うと、居ても立ってもいられない気分になり、このアイディアを誰かに伝えたい気分で一杯になる。会社に戻ろうと決めて、ベンチから立ちあがり駅に向かい中央線の快速電車に乗り込んでシートに座る。新宿を過ぎたころ、マナーモードにしておいた携帯電話がメールの着信を伝えてきた。文面を見るとMさんからで、「仕事がおわって、今新宿から電車に乗って帰るところです、バテバテです」とある。へえ、近いところにいるんだ、と思ってその旨を書いて返信する。まさかね、と思って電車内を見渡すとナンとビックリ、斜め前に先日飲み会で一緒した同僚女性のIさんと一緒に二人で座っているではないか。
お互い、顔を見合わせて、そのかなりの偶然におどろく。席を移って3人でこの希少な確率話に千葉まで盛り上がる。こういう偶然ってあるもんなんですね。ホント、びっくりした。蛇足ですが、西荻窪の喫茶店「ダンテ」のコーヒーは美味しかった。