2004年01月

現地発注

朝食:ホテル内レストラン(バイキングスタイル)

昼食:ハムトースト コーヒー 人参と豆と鶏肉のソテー

夕食:焼き野菜のクリーム和え ロニヨンのソテー 赤ワイン


 ミラノ着。ホテルでチェックインをすませ、朝食も済まして用意されたバスに乗り空港近くのマチェフ展の会場へ向かう。会場の周囲は世界中から集まったインテリア、雑貨業界などの有名バイヤーたちで会場はかなり混み合っている。出展者数3000以上とのことで前回のフランスよりも規模は大きいというが、私が見た感じではメゾン・エ・オブジェのほうがモダンな感じを受けた。

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 それでも、世界の雑貨やインテリアデザインの流れが一望の下に把握できるのはうれしい。カントリー調の雑貨のブースでアンティーク仕様のフックと小物の数点を発注する。発注は前回に引き続き2回目だが名目をサンプル輸入としてカードで数量を指定してどんどん気に入った商材を入手する。言葉の問題も簡単な英語で問題なく通じるのでこうねればいっぱしの輸入業者だ。

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 いったんホテルにもどり、夜はミラノ市内中心部の歴史的建築物ドゥーモ近くのレストラン「ガレリア」で参加者9人で食事。遅くまで盛り上がる。

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今度はマチェフ展

朝食:ソーセージパン カレーパン ヨーグルト 紅茶

昼食:成田空港内レストランで和食(てんぷらざるうどん)

夕食:アリタリアの機内食(サーモン塩焼き) 機内でおにぎり2

   イタリアのミラノホテル近くののレストランで(焼き野菜、ビール)

 朝出掛けに洗面所で腰を蚊かめたら、グキッとしたのでアッやばいと感じた。旅行に行く直前に腰痛になってしまったら機内の長時間フライトに耐えられないだろうし、現地での行動が無駄になると思い、そろそろと注意深く体を動かして以前医者に貰った腰の貼り薬を荷物の中に入れる。まったくタイミングの悪いことったらない。それでもあまり痛く感じないのでこれなら何とかなりそうなので腰に注意しながら会社にゆっくりと向かう。久しぶりにイタリアに行く。久しぶりとはいっても前回は1984年に会社の旅行でローマだけだったので今回のミラノ、フィレンツエが初めてで愉しみだ。いい結果を掴んできたい。

 本来なら先日のパリから帰って一日空けての出発なので、ヨーロッパにそのまま滞在していれば便利なのだが本業の仕事も心配。こんなところが私自身の真面目な性格が災いする一例だ。結局帰ってみれば何事もなく会社も店も順調だったので、こんなことならやっぱりヨーロッパにそのまま滞在していたほうがはるかに身体も楽だったはずとチョイ後悔する。日本からのバイヤーたちのほとんどがパリのメゾン・エ・オブジェとミラノのマチェフ展をそのままヨーロッパ滞在して連続参加しているのだ。

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55分のアリタリア航空機787便で無事ミラノに夕方の540分到着。さすがに飛行機のあの狭い席に13時間近く座らされているとつらい気がする。何年もこれを続けていけるとは考えられないが、前回のフランス行きでは70歳の関西陶器メーカーの女性副社長が何事もなく参加していたのを考えるともう少しこれからもこの仕事を続けていける気がする。もしくは旅行という趣味の枠の中で海外への旅も続けていけるかもしれない、そんな気がして勇気もらえた。

空虚感

朝食:トースト 紅茶 ヨーグルト

昼食:鴨セイロ蕎麦

夕食:ラーメン 餃子

 

 やはりというか当然というべきか、たった1週間のヨーロッパ行きでも時差ぼけというやつはじわじわと効いてくるものらしい。なんだか体調が優れずに終日眠いのは多分そういうことなのだと思う。「メゾン・エ・オブジェ」での資料の整理がなかなか付かないまま時間がどんどん過ぎていくので焦燥感にとらわれ、鬱々とした気分にとらわれる。


 本業の方の関係会社も展示会が相次いでいてDMが次々と届く。が、すべてキャンセルして会社か家にいるかのどちらかにする。なにやらもう若くないことを心身の疲れとともに実感する。

 ホントはそろそろ人生の店仕舞いを用意する年齢なのだ。自分は何をしているのだろう?と時々考える。いったいナニを選択をすれば後で後悔しなくてもいい人生を送れるのだろうか。やりたかった仕事が成就したとの思いに感じる軽い空虚感なのか、これは。祭の後の虚しさ?


知人が増える

朝食:ホテルバイキング

昼食:エールフランス機内食(サラダ、パスタ、牛肉のソテー、デザート)

夕食:エールフランス機内食(サラダ、パン、ハム各種、デザート

 機内で席が隣あわせになったり、気の会う人だったりといろいろと知り合い
も増えて会話が弾む。同業者のツアーのいいところだ。成田到着までの機内で過ごす時間がまったく苦にならない。旅行中も同業者との充実した人間関係をいくつも作ることができて大正解だった。一気に雑貨関係の知人が増えたことになる。これはこれで今後の大切な人脈に発展するはず。

 成田に到着してメンバーと現地解散。会社に直行するが特に大きな問題もなく安心していったん家に戻り時差ぼけに配慮してしばし寝ることにした。

パリの牡蠣

朝食:ホテルバイキング

昼食:メゾン・エ・オブジェ会場内でバゲットのサンドイッチ

夕食:ポルトメイユ駅近くの海鮮料理屋で(牡蠣、子牛肉、ワイン)。

 小雨が降る朝だったがせっかくの土曜日なのでパリにいて土日の蚤の市めぐりははずせないだろうと思った。午前中は定番のクリニャンクールに行くことにする。9時過ぎには着いたのだが雨のせいか閑散としている。まだ時間も早いのかもしれない。重厚ないかにものアンティークはその道の好事家に任せるとしてわたしは我がショップで販売できそうな安価でセンスのいいものを数点物色する。

 昼になりホテルに購入した荷物を置きにいったん戻りその後また地下鉄でシャトバスの出ているポルトメイユ駅に向かうが、シャンゼリゼ通りで中華人のパレードがあり、ものすごい混雑のため凱旋門駅で地下鉄もストップしている。仕方ないので二駅歩いてポルトメイユの駅に行き、ホテルラファイエット向かいのバス乗り場から無料シャトルに乗る。乗り場がわからないでうろうろしているとちょうどメンバーのAさんが会場から戻ってきたところに出会い乗り場を教えてくれる。このAさんはものすごく博識でしかも英語、フランス語も堪能でなかなか楽しい人。自身でも雑貨の卸業を営んでいる。

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クリニャンクールでの買い物リスト

  ケネディとジャクリーンの鏡のフレームと手鏡。

  おもちゃの独楽と大工の人形、1950年代。

  赤いカントリーキャニスター5個セットを290ユーロで購入。

  木製の3段棚(1940年代)約6000円。

メゾン・エ・オブジェ内で夢中になっていくつかを買い付けをするが、あっという間にタイムリミットが来てしまう。来年もきっと来ようと思う。最終の無料シャトルに乗りポルトメイユの駅まで帰る。駅近くのレストラン前で牡蠣が美味しそうにディスプレイしてたのでついつられて店の中に入る。コースで31ユーロとあったが出てきた内容はなかなかリーズナブル。しかもここは日本語のメニューもありとても便利。ちなみにコースの内容は次の通り

①前菜のフィーヌ・ド・クレール種の生牡蛎6個②メインの子牛の肝臓(ロニヨン)の舞茸ソース掛けとフレッシュパスタ添え③デザートのアイスクリームのヌガーベリーソース掛け④ワイン1本という内容。勿論ワイン一本は空けられずどうにか3分の一でふらふらになり赤い顔してホテルに戻る。牡蠣とロニヨンは好物だ。やはり美味しかった。


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メゾン・エ・オブジェ

朝食:ホテルバイキング

昼食:メゾン・エ・オブジェ会場内でホットドッグ2

夕食:ホテル近くのベトナム料理屋で(ヤキソバ、野菜スープ)


 午前中、パリに移動してそのままバスはいまや雑貨の見本市として世界的に有名なメゾン・エ・オブジェ展の会場へ向かう。シャルル・ドゴール空港から近いので3時には会場に入ることができた。海外のギフトショーを見るのは初めてなのでチョイ興奮。

 さすがにセンスといい、量といい申し分ない。会場はものすごく広大で勿論一日ではといていすべてを見て回ることはできない。明日も来ようと気持ちがはやる。あっというまに時間が過ぎて、いくつかの予約注文をしたにはしたがもっとゆっくり会場を見て回りたいし、ほしいものも山盛りだった。

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 バスでホテルに戻り、さっそくカルネを買いメトロ(地下鉄)に飛び乗りひとりピガール広場に直行する。欲しかった買い物を済ませてホテルに戻る途中ベトナム料理屋を発見したので一人食事を済ませる。


 

 

マルセイユ

朝食:ホテルの朝食バイキング
昼食:パスタランチ グラスワイン
夕食:マルセイユの街中のレストラン(ステーキ、ポテト、ワイン)

 8時半に一行はバスに乗りホテルを出発してサント人形を製作しているショップ兼工房へ行く。初めて「サント人形」を見るが素朴な味の人形でディスプレイ次第で引き立つと感じた。

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 バスは一行を乗せてマルセイユの海を見渡す絶好のロケーションの中にある住宅地内の焼き物の工房に到着。古いフランス映画のシーンを思い出す。雰囲気のある工房は野菜のそっくり焼き物でかなりグレードが高い技術を我々に詳しく説明してくれる。他の参加者はいろいろと買い物をしたり、輸入の交渉をしていたようだが私のショップには似合わないので取引は見合わせた。

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 途中、バスが故障したので急遽海岸沿いのパスタ屋で昼食。ペンネのパスタで味は不味かったが、みんなでわいわいと和みながらの食事はそれなりに楽しい。食後、全員マルセイユの町中で買い物。

 
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 夜は主催者のKさんに連れられて街中のレストランで食事。参加者の顔ぶれが同業者なのでいろいろと参考になる話が多い。




       

手作り工房

朝食:エクサンプロバンスのホテル・ホリディインで朝食バイキング

昼食:パン ラタトイユ ポークソテーとポテトの付け合わせ

夕食:ホテルレストランで(フオアグラのパテ、子羊のステーキ、ワイン)

 朝、8
時半から16人の同行者と一緒にバスに乗り南仏アビニヨンの村を訪れる。古くから僧院やら儀式やらで使用するキャンドルを手作りで製造しているキャンドル工房を見学する。中に入ると旅籠と呼んでもいいような宿屋を併設している小さな工房でしかも、キャンドルつくりの過程が一望できるほど小さな部屋での製作は日本の家内手工芸的で興味深かった。

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 続いてプロバンス柄と呼ばれる生地の卸業者のブティックで商材の参考に数点の商品を購入し、「ミストラル」というこの地方に特有の冬に吹き続くカラッ風の名にちなんだレストランでいかにも南仏風の昼食をみんなで摂る。面白いもので地元の料理を口にすることで異空間に自身の身を置いているという実感がしみじみわいてくる。


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 午後からは街中の手作り工房のいくつかを訪ねたが、その中の自転車の部品を使って作り出すユニークな作品を参考にと購入する。下の写真でお分かりのように工房自体はこじんまりとしたものだが、ここで女性一人がデザインし制作をして販売をしてる。自転車の部品にアンティークな香水瓶をデコレーションしたセンスのいい作品などは日本ではお目にかかったことがない。このあたりではこのような個人で営んでいる工房が様々にして個性的な作品を作り出しているので、雑貨バイヤーにとっては仕入れの穴場かもしれない。

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 昨夜の夕食の際、街中に繰る出してみたがホテルからチョイ遠いということもあって今夜は宿泊の「ホリディインホテル」から出ないでホテル内のレストランで同行者たち数人と夕食と会話。みなさん雑貨業界の人たちなので話の内容に私の興味は尽きない。参考になり楽しいのはもちろんだが、すぐにお互いに親しくなって親和的な雰囲気のなか、今までとは違う異業種業態の人々との付き合いは心が弾む。

エクサン・プロバンス

朝食:ドライフルーツケーキ 紅茶

昼食:エアフランスの機内食(ステーキパスタ、チーズ、サラダ)

間食:ミニインスタントラーメン

夕食:機内食(ロシアンサラダ)

 

 エールフランス機275便で約12時間かけてフランスのパリ、シャルル・ドゴール空港に着く。そこから乗り継ぎでマルセイユ空港に到着したのだが夜になってしまう。途中機内で読了した雨宮搭子「金曜日のパリ」のおかげで気分は早くもパリ市内を散策中モード。その前にエクサン・プロバンスというわけで夜数人の同行者たちと街中へ繰り出す。


 今回の旅行は世界的な雑貨見本市、「メゾン・エ・オブジェ」に参加することなのだが、ついでにプロバンス地方の雑貨事情の視察もスケジュールには入っているのだ。で、まずはエクサン・プロバンスの街中に出て夕食をという段取りになった次第。

アルバイト

朝食:胡桃パン ヨーグルト 紅茶

昼食:天ぷらそばとミニカレー

間食:デニーズでイチゴパフェ

夕食:青菜炒め カタヤキソバ

 

 フランス旅行の一日前で準備を怠りなくするつもり。息子から電話があり、めずらしく金の無心。迎えに行き、会社近くのデニーズで5万円をパソコン購入代として渡す。購入したらショップ「F」のホームページを作成することが交換条件。じつは息子に金を渡したのはたぶんこれが初めてだと思う。留学の費用などは決めた親の私が出すのは当たり前だが、そのほかに息子から金の件で無心されたことなど今まで一度もない。逆にこちらが心配するくらいなのだが、訊けば足りているという返事が返ってきていつも感心をしていたのだ。

 息子の話だと3月の入学までの空いた時間にアルバイトをするという。すでに仕事のための講習を4日間受けてきたようで活き活きとしている。約7年間のイギリス留学から戻り、地元の情報関係の学校に2年間の入学を決め、前向きになっている姿を見るのは親としてとてもうれしい。

 話を聞くと今回のアルバイトの備える講習の内容がなかなか息子にとっては勉強になっているようなので仕事の内容はともかく、いろいろと体験することについては大賛成をする。どんな仕事でも給料を稼ごうとすればそれなりに大変だということが実感できればまずは正解なのだ。

 
 今夜は明日の出発に向けて荷造りをして準備する。

かかとがガサガサ

朝食:クリームパン アンパン ヨーグルト 紅茶

昼食:駅前の定食屋で烏賊と牡蠣の長葱炒め昼定食

夕食:トマトパスタ サラダ

 

 昨夜遅かったので眠いことこの上ないのだが、会社からビッグサイトに出向く。いくつかのブースで商談を済ませて急いで会社に戻る(勿論自室のソファで眠るために)。

 夜、最近冬になると踵がかさ付いてひび割れて痛いので薬屋で塗り薬を買う。今まではこんなことはあまりなかったのだが年を重ねるごとにのどの痛みだとか、肌のかさつきだとか、鼻水だとかいろいろと身体のトラブルも多い。

 風呂場にテレビを持ち込んで長風呂を決め込む。浴槽に入浴剤を入れて身体から汗が出てくるまで首まで湯につかり、くつろぐ。そう、冬は長風呂でこうするのが一番いい。身体中の肌がふにゃふにゃに軟らかくなったところで風呂からあがり、薬をていねいに塗りこみベッドにもぐりこむ。

 

9件の仕事

朝食:トースト 蜂蜜 ヨーグルト 紅茶

昼食:かぼちゃの煮物 春菊の胡麻和え 玄米ご飯 さばの味醂焼き

夕食:デパ地下で(おにぎり、大根と白菜の漬物) 味噌汁

 

 午前中から都内の業者を回る。①青山にあるキャンドル会社で商品発注をして青山通りをUターン。渋谷に向かう。②原宿でアパレル系のインテリアショップがオープンしたのでよってみることに。一軒家のショップで快適な暮らしがコンセプトでなかなかいい感じ。白と黒のスティプラーとアイス状の氷キャンドルをプレゼント用に購入して、包装をしてもらうが一生懸命に丁寧にラッピングしてもらって満足。もちろん、観察は欠かさない。③原宿駅前の「オシュマンズ」で旅行用にバッグを7000円で購入してから④NHK近くの会員制業者専用ショップで店の商品数点を購入。車に運んでもらってから四谷に向かう。途中、⑤山野草の店により、2階の和風カフェで食事。美味しい、と同時にかなり和める感じで、次回やるならこんな店をと思わせる。

 四谷の業者向け⑥フラワーショップで店のテーブルコーディネート用に桃の枝物を2万円分購入。4時になる、⑦ビッグサイイトで「テーブルウエアーシー」に何とか間に合う。会場内をざっと見渡し、やはり明日もう一度来てゆっくり商談と思い千葉に戻るが渋滞で会社に帰れずにそのまま家に直帰する。途中、⑧デパートでテーブルクロスを買い(店員ものすごく丁寧で一生懸命にわたしの求めるものを探してくれる、好感度良し)、地下で食品を買い家にて食す。

 

 食後、小休憩をしてから店に行き夜中3時過ぎまで店の模様替えをする。困ったときのキャス頼みとばかりにキャスキッドソンの明るい商品群を全面にディスプレイし、⑨今までのちょっぴり和風な正月用のディスプレイを春らしく明るい感じにチェンジする。夜中の3時過ぎに家に戻りベッドにバタン(くたくただ)。結局9件もの仕事を詰め込んだ一日だった。




自己開示

朝食:デニ-ズでフレンチトーストの朝定食

昼食:天王洲にあるホテル「シーフォート」内のレストランでランチ

夕食:自由が丘でカレー

 

 先日のお約束通りNKさんを千葉につれてくるため、11時に彼女の住む田園調布の自宅まで車で迎えに行く。途中、天王洲のホテルのレストランでランチするが気分はデート。久しぶりなのでつもる話に花が咲く。今まで知らなかった彼女の離婚にまつわるプライベートな話などまるで自己開示の世界で、かなり深い話の内容に入り込む。

 絶えることのない会話のまま車を走らせ千葉に到着する。ショップ「F」でゆっくりと時間を過ごし、彼女なりの感想を訊かせてもらう。雑貨についても自身のブランドをもち、業界にも知り合いの多い彼女の意見は参考になる。私の住んでいるマンション階下の喫茶店でお茶をしてから再び彼女の自宅へ送り届ける。別れ際、今後仕事での協力をお互いに約束する。

 帰路、自由が丘でしばしショップの定点観察。

印鑑証明

朝食:デニーズで(とろろご飯に納豆をトッピング)

昼食:かつ丼と蕎麦のセット

夕食:一蘭のラーメン(替え玉1個)


 本日は店も定休日で気持ち的にもリラックスする。下北沢の義母から電話があり、去年亡くなった親父の相続税の件で私たち兄弟の印鑑証明が必要との話。弟たちに電話をしてこの件を伝えるが、当然のことながらどんな書類に必要な印鑑証明なのか知りたいとのこと。義母にそう返事をする。トラブルはできるだけ避けたいので慎重に対応したい。




帰りたくない

朝食:ご飯 アジの干物 若布の味噌汁 白菜の漬物
昼食:オムレツとハンバーグのプレートランチ
夕食:チョコレートとビスケット

 2日に行ってもいいですか、と暮れにSが私にメールをしてきた。そのつもりでいたら元旦の夜ピンポンとチャイムが鳴ったのでドアを開けてみたらSがポツンと立っていた。早かったな、と声をかけたら仕事が終わってそのまま電車に乗って来ちゃった、とぺろりと舌を出した。部屋に招き入れて少し話を訊くと案の定仕事上のストレスが溜まりに溜まっている様子。実家に帰った気分でゆっくりとしろよ、と声をかけて風呂をわかしてやる。

 翌日、私はいつものように町田の実家で兄弟たちと新年会だったのでSを部屋に残して町田へでかけた。新年会は弟たちと母親を囲んで年金の話や退職後の計画について語り和やかに過ぎた。

 その日、Sが心配だったので千葉にもどり3日目を迎えた。まだ六本木ヒルズに行ったことがないというので一緒にでかける。地方局の新聞記者は急に記事ネタの事件や出来事が起きると困るので自由に勤務地を離れるわけにはいかないようで、就職してから1年間のほとんどを甲府から出たことがないという。ふだん仕事熱心で、芯も強く頭もいいのでヘンにぶれることはないと思うがいい機会なので彼女の話しに私はていねいに耳を傾け熟聴する。

 雑貨屋をいくつかチェックしてからSに似合う服を探すが、なかなか見つからない。昼をヒルズですませてから銀座のプランタンデパートに行く。お年玉代わりだよといい、仕事にも使えるような上着を1枚Sに買ってやる。千葉にもどり、Sが実家のある福岡で食べたラーメン屋の「一蘭」が美味しかったというので最近できた千葉の「一蘭」へ行く。チョイ変わったシステムだが美味しいラーメンだった。

 で、今日の朝食は元旦からずっとパン食だったのでSのリクエストで和風にした。3が日は休業したが、ショップ「F」は今日からオープン。午前中私は店に出て仕事だったが来客も多く新年早々賑わいそうだ。Sの休暇も今日で終わりなので昼過ぎに千葉駅まで送る。帰りたくないと幾度となく繰り返し口に出していたが、誰でも仕事をしているわけだし我慢することも社会人には必要なことだと話をしてなだめる。もちろん、Sも本心では仕事の重要性を納得はしているのだろうが、私にそう言い募ることで自身を納得させたかったのだろうと思う。送った帰りにパルコに行き、ひとりでカフェに入り軽い夕食をすませた。

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